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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1947-11-25 第1回国会 参議院 司法委員会 第42号

改正民法は、妻の能力制限等を撤廢し、繼親子關係嫡母庶子關係等廢止いたしておりますので、これに伴い所要改正を加えました。  第四は以上の人事調停法廢止人事訴訟手續法及び訟事件手續法等改正に伴いまして、必要な經過規定を設けました。只今申上げたのが本法案概要であります。何率愼重御審議の上速やかに御可決あらんことをお願いいたします。  

奧野健一

1947-11-21 第1回国会 衆議院 司法委員会 第58号

また改正民法は、妻の能力制限等を撤廢し、繼親子關係嫡母庶子關係等廢止いたしておりますので、これに伴い所要改正を加えました。  第四は、以上の人事調停法廢止人事訴訟手續法及び訟事件手續法改正等に伴いまして、必要な經過規定を設けました。  ただいま申し上げましたのが、本法案概要であります。以上二法案につきまして何とぞ愼重御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願いいたします。

佐藤藤佐

1947-10-01 第1回国会 参議院 司法委員会 第26号

從いまして直系血族兄弟姉妹が互いに扶養義務があるという八百七十七條の第一項に該当しておりました関係上、当然扶養義務があるということになつておりましたが、そのまま継親子嫡母庶子関係を、なぜ親子というふうに見ないかということは、これはやはり家をなくするという関係から、強いて犠牲的に親子関係を認めておるので、これは家という観念を捨てる以上は、無理に親子関係として認めないでもいいじやないか。

奧野健一

1947-10-01 第1回国会 参議院 司法委員会 第26号

松村眞一郎君 この度の改正家族制度を認めないというのでありますが、その家という観念をなくするということからいろいろなところに及んでおるようであるが、大臣の説明を見ましても、家の存在前提とする各種制度就中継親子嫡母庶子関係はなくなるということになります。結局親族関係を狹くしたという結果になるのでありますが、その点は扶養義務はなくなるのであります。

松村眞一郎

1947-09-18 第1回国会 参議院 司法委員会 第23号

親子関係があれば、当然一項の方で扶養義務があるのでありますが、嫡母庶子、継親子関係親子関係を認めないので、姻族一等親関係になるわけであります。そういう関係におきまして、三親等内の親族になりますから、特別の事情があれば、家事審判所扶養関係を認めるということにいたしたわけであります。

奧野健一

1947-08-28 第1回国会 参議院 司法委員会 第19号

これは要するに從來継父母と継子、嫡母庶子の間において親子関係を認めますことは、家を同じくするというところから、而も家を継続せしむるというために、強いて親子関係を擬制いたしたのでありまして、その結果相続の関係親権関係が生ずる、而も從來は本当の親と同じように親権を行使せしめないで、むしろ後見と同じように、親族会の同意とか、その他のいろいろな制約を受けて親権を行使するというふうに、甚だ信用しない親子

奧野健一

1947-08-22 第1回国会 衆議院 司法委員会 第24号

繼親子嫡母庶子の間に親子關係を否認しておるのは情誼に反すると思いまするが、この點いかがでございましようか。同じ屋根の下に、いかに強いことを申しましても、あるいは先夫の子供と申しましても、長い間自分の子として育て、あるいは自分の子としてともに生活をしていくその關係において、この法律上の改正點の影響するところは、かなり重大のように考えられまするが、御當局の意見を承りたいと思います。

中村又一

1947-08-22 第1回国会 衆議院 司法委員会 第24号

○中村(又)委員 もう一點簡單に今の點をお尋ねしておきまするが、ただいま政府委員養子という言葉をお使いになりましたが、要するに養子制度の精神から考えてみまして、産んだ親よりも育ての親という言葉がありまするが、嫡母庶子などの關係における養子どころではありません。ときには赤ん坊のときから自分子供同様に育てて、しかも自分にはまだ子供がないというようないわゆる嫡子もおるのであります。

中村又一

1947-08-14 第1回国会 衆議院 司法委員会 第21号

これに反して継親子關係嫡母庶子關係は、いずれかに血が繋がつておるものであります。私の考えから申しますと、民主主義民主主義と言いうものは、だんだんに社会主義的になりつつありまして、それこそ揺りかごから墓場まで、人間の生活というものは保障されなくてはならないものであります。めいめい個々財産を有するというようなことも、財産なくしても安心して生活ができるようになる。

中村俊夫

1947-08-14 第1回国会 衆議院 司法委員会 第21号

そこでその關係はちようど從來嫁とその夫の父母、舅、姑との關係と同じ關係において、いわゆる姻族一等親關係におくことで十分ではないか、家というものをはずした以上、そういう結論になるべきものではないかということで、この案は継親子關係嫡母庶子關係における親子關係を擬制することはやめたわけでありますが、お示しのようにその間に自然に愛情が加わつてまいるという場合には、養子縁組の方法によつて法律親子關係

奧野健一

1947-08-11 第1回国会 衆議院 司法委員会 第18号

というのは、現行法におきましては、繼親子嫡母庶子關係廢止したのであります。そこで繼親子關係を廢除いたしましたので、赤ん坊のある夫のところに嫁にいく妻は、その赤ん坊親子關係を結ぼうといたしますと、その子供との間に養子縁組をするほかはないのであります。養子縁組をいたしますと、養親として母にだけ親權があつて實父である夫に對して親權がなくなるというきわめて不合理を暴露するのであります。

角田幸吉

1947-08-09 第1回国会 衆議院 司法委員会 第17号

特に繼親子あるいは嫡母庶子の間で親子關係を認めて相續の關係まで認めるということは、行き過ぎではないか、それとまた親子關係從來法律ではいたしておりながら、なおほんとう親子のように取扱わなくて、繼父母が親權を行使する場合にいろいろと親族會議とかその他の規定によつて制限を加えて、ほんとう親子のようにまで認めてはない、そういう中途半端な状態である。

奧野健一

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